随分とブログをさぼっている。気が付けばもう12月半ばだ。
この間、何にもしていなかったわけではない。やるべきことが山積、時間もなく、何もかも遅々として進まない状況が続いているのだ。
何かと言えば、①LM3886の4パラ・パワーアンプのノイズ対策、②CUBOXの設定、③電源専用のケースの作成、④FN1242ADACのケーシング、⑤DAC9018D DACのケーシング、⑥UDA・P2D基板のケーシング、⑦友人から依頼されたDACの作成等々だ。
⑦はなんとか終了。①と②は全く手つかず。
現在③④⑤⑥に苦戦中。
特に③の電源専用ケースは、DACに必要な1.2V、3.3V、5V、±15Vなどの電源を1か所に集約し、ケーブルで電気を送る。機器側に電源が不要となりコンパクトになる、ノイズ対策にも良いということでやってみることにした。
使用する定電圧電源基板は、三端子レギュレーターはノイズが大きく、藤原さんのディスクリート電源はサイズが大きいのでどうしたものかと思っていたら、
rtm-iinoさんが凄いやつを教えてくれた。テキサス・インスツルメンツの低ノイズリニアレギュレーター「TPS7A4700」だ。
低周波において業界最小のノイズ特性(10Hz~100kHzの低周波領域において4.17μVrms未満の出力ノイズ特性)を提供するらしい。正負電源の負電源用は「TPS7A3301」。
実装部品も少なく非常にコンパクト。ジャンパーで1.4V-19.1Vまで簡単に出力を変更可能、SENSEが付いているので、負荷側の電圧降下にもしっかりと対応。これにEMIノイズフィルターを加えれば鬼に金棒だ。
問題は、電源専用ケースとDACを繋ぐケーブルとコネクタだ。この選定に非常に時間がかかった。結局、七星電機とヒロセ電機のRMコネクタを使うことにし、ケーブルはオヤイデの多芯ケーブルを何本か切ってもらった。
当初は、電源専用ケースの中に「TPS7A4700」を入れるつもりだったが、SENSEの接続を考えて、やはりDAC側に入れることにした。したがって、専用電源からの出力は整流直後の定電圧化する前の電気となる。
こんなことをあれこれ考えながら悩みながら試行錯誤しながら失敗しながら何度も失敗しながらちまちまとやっているので、なかなか進まないのである。
年内に終われるだろうか。
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