全く問題なく使えるのに、あえて使用できないようにする。
Windowsがバージョンアップするたびに繰り返されてきたことだが、Windows8になって露骨に使用を制限するソフトが出てきた。
まずノートンゴーストがそうだ。Windows7からアップグレードする際に、ゴーストでバックアップをとった。Windows8を無事にインストール後、なんとゴーストは正規版としての正規の権利をはく奪され評価版に貶められてしまっていた。ライセンスを入力してもエラーで弾かれる。評価版だから3ヶ月後に使用不可となる。これではバックアップソフトとしての役割を果たしていない。
HPには明確に「Windows8の為に新しいノートン製品を購入する必要はない」と書いてある。言ってることとやっていることが違うではないか。サービスセンターも連絡すると言ったまま何の連絡もなく放置されている。このままでは再度お金を払って購入するしかない。それとも別のソフトに乗り換えるか。
次に、筆王だ。そろそろ年賀状の季節と思い起動すると、なんとWindows8には対応しないので金を払えという画面がでてくる。これを超えない限り年賀状の画面は出てこない。年賀状の住所を人質に取られたようなものでどうにもならない。仕方なく1千数百円を支払ってWindows8対応版にしてもらった。値段は安いが納得がいかない。
Windows7から互換モードが用意されて、できる限り旧のソフトウエアも使えるよう配慮がなされてきた。しかし、今回の2社のやり方は、互換モードを無視してしまう。互換モードでソフトウエアが全く問題なく動作したとしても、ネット経由でIDやライセンスをチェックすることで強制的に使用不可としてしまうからだ。
使用許諾書のようなものを読めば「このソフトはWindows7にしか対応していません。」と書いてある。だからWindows8では使えないのだと。だから新たにお金を払えと。互換モードは使わせないぞと。
こうしてソフトウエアメーカーは、Windowsがバージョンアップする毎に、便乗的に課金できる仕組みを作っている。
しかし、多くのソフトウエアメーカーがこんなことをやりだしたら、ユーザーは堪らない。Windowsをバージョンアップする度に、これまで使ってきたソフトが使えなくなり、追加の課金を迫られるのだ。それはどう考えてもおかしい。
ユーザーは黙って文句を言わず金を払えというのがソフトウエアメーカーの思いなのだろうが、これはまさに便乗商法であり、独占禁止法の優越的地位の濫用にあたるのではないか?
ユーザーには選択の余地がなく従うしかない。嫌ならWindows7を使い続けろ、それも嫌ならWindowsを使うのを止めろとでもいうのか?
乗り換えてやればいいと思いますよ。
返信削除顧客の流出を想定してるのかどうかわかりませんが、あえてそういった手法を取ったのであれば、ユーザーの流出も覚悟の上でしょう。
ここは素直に乗換えでよいと思います。セキュリティソフトはノートンだけではありませんしね。
MORです。ごぶさたしてます。
返信削除彼らの言い分はいやなら使うな,ということなのでしょう。私は遠い昔にすっぱりとwindowsを捨ててLinuxなどのフリーのOSとその上で走るフリーのアプリケーションで生活しています。職場ではwindowsを必要とする添付ファイルを送ってくる人がいますが,全部読まずに捨ててます。いろいろ差し障りがあるかと思ったら,意外と何もなくて別に添付ファイルなんて読まなくていいんだ,ということも学習して一石二鳥だったりします。
asoyajiさんもvoyageなどでLinuxに慣れておられるでしょうから,すっぱり乗り換えたらすっきりするのではないでしょうか...って余計なお世話ですね。失礼いたしました。
匿名さん
返信削除もちろんそうしようと思いますが、悔しいですね。
MORさん
返信削除お久しぶりです。
できればLINUXに移行したいですが、やはりWindowsでないと動かないソフトがたくさんあってOSの移行は難しいです。
失礼します、JKです。
返信削除タイトルとは関係ないのですが、急ぎのレポートで。
昨17日、KORGのDS-DAC-10が届きました。
先ずは音出しと、プリアンプの上にポンと置いて、何の音質対策も施さないまま(電源、制振等)、
手持ちのRCAピンケーブルとUSBケーブル(5m!)で日常使用中のパソコン(Windows7-64、3.2GHz)から再生しました。
これ、結構良いです。
ちょっとビックリしました。
もちろん、目を(耳を)凝らして細部を窺えば、いろいろと甘い箇所も散見されるようですが、
今の段階でこれだけ出れば大したものじゃないかと。
細部がどうこうよりも、音全体、音楽全体のプレゼンスの仕方が堂に入っていて、
過不足を感じさせません。
この辺、さすが楽器屋さんだからでしょうか。
市販品のこの価格で、この再生振りには、いろいろと考えさせられるものがあります。
ギャップレスでの再生も問題なく、嬉しいです。
(厳密には曲の切り替わりは、はっきりと判ります。)
電源や制振、ケーブル等の吟味・対策で、もっと良くなるでしょうか。
それともここまでのもので、伸び代はもう無いのか。楽しみです。
AudioGateの5.6Mリアルタイム変換、高品位変換設定、
ドライバーのストリーミング・バッファーサイズは、エクストラスモールでの再生です。
JKさん
返信削除KORGのDS-DAC-10は十分にいい感じですね。
AudioGateのリアルタイム変換にも問題がないようですし。
CPUは何をお使いでしょう?
Core2DUO2.4MHzじゃだめですかね。
JKです。
削除asoyajiさんも、もうお聞きになられましたか。
ぜひ忌憚のないご意見をお聞きしたいものです。
私の常用パソコンもCPUは、IntelのDualCore 3.2GHz E5800というやつで、エラク安く購入したものです。
ネットでの書き込みを見ますと、CPU2GHzくらいのパソコンでも高品位再生に問題ないようですね。
私の場合も、再生中のCPU使用率は、10~20%後半といったところです。
それほど大きな負荷が掛かっているわけではないようです。
しかし、KORGのこの製品に限らず、これくらいの品で、ポン置きで、こんな音(音楽)が出て来てしまうと、これまでの自分のオーディオ常識が足元から覆されるようで、まさにオーディオ下克上が展開真っ最中といったところなのでしょう。
元々、自分の耳には良い音なんて判っていなかったんじゃないか、という自信の喪失さえ覚える今日この頃です。
それにしても、Teac、Ratoc、BenchmarkなどもDSD対応で動き出し、来年にはラックスマンからも発表ということで、いよいよ、エソ、アキュ、ソニーなどの大御所も腰を上げざるを得ないと思うのですが、どうでしょうか。
JKさん
返信削除JKさん。私は聴いていないんです。JKさんのお話を伺って納得しただけです。紛らわしい書き方ですみません。
>これくらいの品で、ポン置きで、こんな音(音楽)が出て来てしまうと、・・・・・・
ICチップに枝葉を付けただけですし部品はどれも小さく安価。それで高音質ですからデジタルは怖いです。
5万円程度だと数を売らないと商売になりませんが、どれだけ売れるのでしょう。
これから各メーカーが2年前のUSBーDACのように、雨後の竹の子、猫も杓子も、こぞってDSDーDACを発売することでしょう。ソニーが動けば面白いのですが無理でしょう。
DAC戦国時代の覇者は出現するでしょうか。
たびたびすみません、JKです。
返信削除海外の音楽配信サイト(HDTracksやQobuz)では、現在エリアにより配信制限が掛かっていてDL出来ず、悔しい思いをしておりましたが、下記情報に基き簡単にDLが出来ましたので、このブログをご覧の大半の皆さんは既にご承知のことかとは思いましたが、検証の書き込みも見かけませんでしたので、遅まきながら投稿させていただきます。
http://d.hatena.ne.jp/t-king+hires/20120711/1342022994
福音を与えて下さいました「名もない男」さんには深く感謝申し上げます。
QobuzからSONYclassicalのマレイ・ペライア ブラームス作品集をDLしました。
(HDTracksからのDLはしておりませんが、DGなどカートに入れることは出来ましたので、DLも問題ないと思われます。)
JKさんの紹介されたサイトを見ました。
返信削除気になる部分がありましたので、知ってて使っていただきたいと思いましたので書いておきます。
「法的な問題はわからない、でもお金払っているんだから著作権的には問題無いはず。」という主旨でした。
著作権処理は基本的に国境を越えませんので国毎に料率を決めるのが常識です。
米国人として国外からアクセスして支払われるであろう費用を日本人として
払っているくらいの話です。
書かれているとおりの自己責任で良いと思いますが。。。。
KORGのDACは試作品をそのまま商品化したということが書かれていましたので
限定生産数で終わりだと思います。もともと売るつもりの無かった機材なので
5万円でもきちんと少額利益を確保できると思いますよ。
それよりAudioGateのバージョンを3.0にしなかった理由があって
そこでやる機能はもう決まっているからだという話でした。
KORGがそこで何をやるつもりなのか考えるのはけっこう面白そうです。
匿名さん
返信削除JKです。
ご忠告、有難うございました。
ご親切恐れ入ります。
投稿文が言葉足らずで、ご指摘の点についての懸念をお持ちになることも当然かも知れません。
私としてはこれは完全に合法ではなかろうかと判断して書かせていただきました。
根拠としましては、
1.制限は、当該エリアに販売権を有する企業から配信元に対する要請に対し、配信元が自主的に対応した結果ではないでしょうか。
実際、DLの制限に関する公式な(法的に有効な)声明・発表等は聞いたことがありませんし、二重価格で国内盤と輸入盤が売られていることとの差が判りません。
2.プロキシサーバーを経由することで、まさにその地域でDLしたと云うことにはならないでしょうか。その地域でのDLが認められていれば違法性はないと思うのですが。
つまり、外国に旅行した人がそこでDLした音源を日本に持ち込んだら違法かと云うことなんですが。
私は、法律には全くの素人ですし、著作権法がどこまで及ぶものなのかも判りませんが、このような行為までも規制するものとするとそれはちょっと行き過ぎではないでしょうか。
いずれにしましても、ご忠告本当に感謝申し上げます。
心して、自己責任でDLして行きたいと思います。
㈱エミライも高らかにDSD推進宣言をして、大変に興味深いDAC三機種とHQplayerソフトを12月から販売するそうですし、ホント、面白くなってきましたね。
はい。問題の本質は著作権がネットワーク対応していない。
削除つまり国際ビジネスの対応のスピードにまったくついていってないからです。規制というよりも自分のサービスが許諾された範囲を守っているということですね。
プロキシをどう扱うのかとか日本人が外国に居て買うことができるのかなど微妙な問題は数多いですね。まぁこの趣味は欲しいものは欲しいのでしょうがないです。はい。
JKさん 匿名さん
返信削除今TPPで国内が揺れていますが、
物であれば、輸入する際は関税がかかります。そうすることで国内価格と輸入価格との差を埋めて国内産業を保護します。
そもそもレコードやCDの関税は無税ですから、レコード・CD業界は保護業種ではないということになります。
国が保護してくれないから、業者自らが海外のサイトに圧力をかけてダウンロードさせないようにしているのではないかと思います。
国内ではダウンロードサービスすら提供していません。これも消費者ニーズを無視した業者の勝手な理屈でしょう。
すべてが、消費者に高い国内価格で買わせるための国内業者の嫌がらせとしか思えません。
これでは益々消費者の不信と怒りを買うことは確実です。いったい誰が喜んで海外の2倍以上もするレコードやCDを買うでしょうか。
はじめまして。名もない男と申します。
返信削除いつも楽しく拝読しております。
偶然にも私のブログが話題にあがっておりましたので、思わず投稿させて頂きました。
私の投稿したブログがお役に立てたようでとてもうれしいです。
また、私がよくわからなかった懸念事項についてもJKさんと匿名さんの書き込みをみて自分の中で論点がクリアになった気がします。更にasoyajiさんの関税からの視点もあまり考えなかった視点であり、勉強になりました。
ありがとうございました。
名もない男 さん
削除JKです。
asoyajiさんのブログ投稿欄で、図らずも「名もない男」さんご本人の投稿に遭遇するとは、ビックリしました。
(それにしてもasoyajiさんのブログの影響力は凄いですね。)
いえいえ、感謝・御礼申し上げるのは、こちらの方で、本当にあり難いと思っております。
ここに再度御礼申し述べさせていただきます。
現実の社会のスピードと法規・制度の乖離がますます大きくなっている現在、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのかの判断は、正直明確にするのは難しいかと思われます。ですが、現実に即するように社会を変えていくのは、「名もない男」さんのような方の、一歩を踏み出す力、だと思っています。
今後のますますのご活躍を期待しております。
JKさん
削除名もない男です。
温かいお言葉ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立てるように努力しますので、引き続きよろしくお願いします。
asoyajiさんのブログの影響力は本当に大きいですね。
リンクを張って頂けたおかげで私のブログのアクセス数が一気に増えました。
asoyajiさん、ありがとうございました。
始めまして。
返信削除今回のSymantecがWin8移行へ無料と発表していたのに実際に出来なかった事件は例外として追求された方が宜しいと思いますが、基本的にソフトウェアのバージョンアップに掛かる費用は仕方が無いと思いますよ。
私もWindows95からPCに親しんでいますが、OSはPCの一番基幹となるソフトウェアであり、他のソフトとの自動的な互換性は期待できません。
コンピューター世界で見れば、寧ろWindows環境は十分過ぎるほど互換性を実現してきた部類です。
各アプリケーションは開発の上でOSとの整合性を確認しながら進化していかなければならないので、当然の事ながらその都度プログラミングにコストが掛かります。
新しいOSが出た場合に古いアプリで問題が起きる事はむしろ当然と言え、それに対する責任としてもバージョンは新しい物へ移行して頂く必要があるでしょうから、その時点で代金を払うのは当然ではないでしょうか。
これからは更に、クラウド化が進みアプリケーションは企業のサーバー上に置かれ、我々ユーザーはアプリを「レンタルして」使用する形へどんどん移行して行きます。
そもそも、asoyaji様が何故今回Win8へ移行なさったのかが良く理解できませんでした。
世間では今でもWinXPを使っている人も多いと思いますが、OSを移行すると言う事は実際に住居をを引っ越す事のような大仕事だと思います。
新しい住居に収まらない家具を新調するのも当然掛かる費用と言えるのではないでしょうか。
私はそういう費用や手間が惜しいですので現在もWinVistaを使用しておりますが、なんら不自由が御座いません。
以上、個人PCユーザーの一意見でした。
Takanoriさん
返信削除コメントありがとうございます。
説明不足で誤解されたのかもしれませんが、私はソフトウエアのバージョンアップ費用なんか払えるか!などと傲慢なことを言っているのではありません。ノートンゴーストや筆王も含めバージョンアップには必ず都度費用を払ってきましたし、それが当然だと思っています。
しかし、Windowsのバージョンアップに際し、互換モードすら使わせずに、しかもネットでいDやライセンスを確認して一方的に使用できないようにしていることに問題があるのではないかと思っています。
なお、OSの移行が住居を引っ越すほどの大仕事と言われますが、8ビットから16ビット、16ビットから32ビットへの移行ば確かに大仕事でした。しかしこの場合、飛躍的な革新が伴っい、世の中全体が大仕事だから周到に準備をしようという動きもありました。
しかし、VISTAから7、7から8はどうでしょう。一体何が変わったのでしょうか。見た目も使い勝手も機能も何もかもほとんど変わっていません。こんなバージョンアップにお金を払うことすら馬鹿馬鹿しいと思われるほどです。
これほど変化のないWindowsのバージョンアップなのになぜソフトが動作しなくなるでしょうか。百歩譲っても動作しないとしても、何故互換モードを使わせないのでしょう。
費用を払えというならその理由を説明すべきでしょう。8になってソフトが動作しないので、パッチを作ったから少し費用をだしてほしいとか、理がかなっていればお金を払います。
これは企業としてのユーザーに対する姿勢の問題だと思います。ユーザーに対する事前の説明もなく、過去にもいろいろあったのでシマンテックはもううんざりです。筆王は安さで勝負ですから。ただしゼロは永久ライセンスだと思っていたら、OSの壁があったとは驚きました。
8にする理由がわからない、VISTAで何の不自由がない、無駄な費用や時間を使いたくないというのは、それで十分な方にはそのとおりでしょう。
しかし当方は最新OSを使うことで、こうした問題をはじめPCオーディオ関係の問題点や音質の変化などいち早く確認しています。