2011年5月28日土曜日

ラステーム UDAC32も XMOSだった!

昨日、久しぶりに秋葉原のコムファディオを覗いてきた。3月発売のUSB-DAC兼ヘッドホンアンプ「UDAC32」が目についた。

ラステームは、昨年から矢継ぎ早に新製品を出してきたが、いずれも何か一つ機能が足りず残念な感じがしたが、これは、USB-DDC、DAC、ヘッドホンアンプと全てがそろった集大成のような機器だ。



特徴は、USBで24bit/192kHzの受信が可能であることと、DACが内部で32bit/192kHzで処理をしていることだ。

DACチップは、高級DACに採用されているバーブラウンPCM1795で、内部で192kHz/32ビットで高品位な処理を行い、123dBの高ダイナミックレンジとS/N比、0.0005%の超低歪率の高性能タイプだ。通常DACでは2bit程度のbit落ちがあり、24bit/192kHzも22bit/192kHzになってしまうのだという。32bitで処理をすると2bit落ちても余裕で24bitを出力できるのだという。24bit/192Khzだと2bit落ちて22bitになるというのは本当だろうか?

ところで、USBレシーバーが何なのかどこにも記載されておらず、これまでよくわからなかったのだが、

コムファディオのオジサンに聞くと、XMOSだという。

ああ、やっぱり! ラステームもXMOSだったのだ!!!

これでXMOS採用の製品を発売しているのは、Ayre、ラトック、フェーズテック、ラステームとなった。これからもどんどん増えそうな勢いだ。

3 件のコメント:

  1. 毎日ブログを拝見しております。
    私もXMOSを使ってみようかと考えております。
    つきまして2つ質問がございます。お答え頂ければ幸いです。

    Q1
    Toslinkの手前からRCAに出す加工を施した場合Toslinkの出力はできなくなりませんでしょうか?

    Q2
    現在Windows XP,foobar2000で音を出しています。この環境にXMOSの専用ドライバをインストールして使いたいと思います。44.1kHz,88.2kHz,96kHzの音源を混在して持っていますがfoobar2000からこれらを次々と選択する場合、ドライバは自動的に音源の解像度に応じた切り替えをしてくれるでしょうか?
    一部DDC(とドライバソフト)では解像度が変わるたびにいちいち設定を手動で行なう必要があると聞いています。

    いきなりの質問で申し訳ありません。御教授頂ければ幸いです。

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  2. ともさん
    ブログを見ていただいてありがとうございます。
    XP、Foobar2000の環境ならDSになりますね。
    Q1 XMOSは、同軸、光とも同時出力されます。
    Q2 Foobar2000は、異なるサンプルレートが混在していてもCEntrance USB AUdio Global Settingsでサンプルレートを最大のサンプルレートにしておけば、自動的に切り替えてくれます。
    是非XMOSを使ってみてください。

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  3. asoyajiさま
    早速のご回答ありがとうございます。
    XMOSを注文してみます。
    今後もブログを拝見致します。

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