2011年5月15日日曜日

恐るべし! チャイナDAC!

S氏のオーディオルームで、DACの主役を張っているのは、1万円もしないチャイナ製DACだ。


これが並み居る高級DACが太刀打ちできないほどの高音質なのだ。

解像度が高く稠密で繊細で美しい音が出る高級DACは多いが、このDACと比べると圧倒的に物足りなくりなく思ってしまう。

このDACの凄いのは、その艶やかさと力強さだ。特にボーカルが素晴らしい。弦楽器、管楽器もその力強さにうっとりしてしまう。かといって繊細さが無いわけではない。静かさは際立っており、音の広がりもあり響きも十分だ。一度聞いてしまうと、他が聴けなくなってしまう。それほど、魅力的な音だ。

これほどのDACが1万円しないのだから呆れてしまう。

恐るべし!チャイナDAC!

なお、S氏は最近、オペアンプを「MUSES8820」と「OP275」に交換した。しっとり感が増し一層魅力的な音となっている。



ただし、96kHz/24bitまでしか対応していない。再生ソフトを終了したりパソコンを再起動したりすると、ブチッブチッとかなり大きなノイズが走る。プリアンプを入れずパワーアンプ直結だとボリュームが絞れず大変なことになる。

だが、それも苦にならないほどの魅力的なDACだ。高級なDACは要らないと思う。

PCオーディオは「VoyageMPD」と「XMOS」と「チャイナDAC」で決まりかも。後は、しっかりとしたパワーアンプと好きなスピーカーがあればいい。



5 件のコメント:

  1. asoyajiさん、こんばんは、、
    お陰様?で心身喪失状態でEBAYから買っちゃいました。
    基本設計がよさそうに見えるので色々改造作業を含むレベルアップ対策をして見てとこまで持って行けるか試して見るつもりですがそれにしてもこのDAC、安いですね。@@、
    いつもよい情報に感謝です。
    では、、

    返信削除
  2. manishinさん
    私と同じですね。実は私も必要ないのに買ってしまいました。
    いろいろ改造されたら是非とも教えてください。

    こちらこそVoyageMPDではお世話になっています。

    返信削除
  3. asoyaji さん
    はじめまして。いつもブログを楽しみにしてます。
    的確かつわかりやすい説明なので、僕もなんとか alix
    にvoyage MPDをインストールして、毎日音楽楽しいんでいます。このdacもさっそく購入し、その音にびっくりしました。いままで使っていたマークレビンソン36SLの厚い音に負けていません。今日、alixを電池駆動で再生したら、中高音のキツさがとれて、二度びっくりです。PCオーディオの醍醐味ですね。これからもいろいろな情報楽しみにしてます。

    返信削除
  4. imaszok さん
    私はLinux素人でインストールには相当苦労しました。でもこの音を聴くとこれは一人で楽しむのはもったいないと思い、素人のくせに解説などしています。VoyageMPDをインストールできたというご連絡を頂くと本当に嬉しく思います。

    中国DACはS氏のオーディオルームでその力は実証済みですから自信をもってお勧めしました。

    オペアンプを変えるともっとよくなります(ソケットを半田付けするのが大変ですが)。

    電源は重要ですね。ただ電源だらけになるのがどうかと思いますが(爆

    返信削除
  5. asoyaji さん、こんばんわ

    asoyaji さんにそそのかされて、XMOS とSD-1955買って、STAX SR-003 で聴いてます。

    コンデンサー型のイヤホンを通してるとは思えないくらい中低域が分厚く力感があり、しかも、なめらかな音。思わず笑ってしまいました。

    機器との相性はありますが実に気持ちの良い音で、よく調整されたマイルド派ジャズ喫茶のアナログの音を彷彿とさせます。

    また面白いブログの記事を楽しみにしてます。

    mury

    返信削除