2011年5月4日水曜日

PC電源にコンデンサを追加!

PCは最終的にはデータのエラー補正や再読込が行われてバイナリーが一致するので、PC内部がどんなにノイズで汚れていようとも、レイテンシーは発生するかもしれないが、1が0に0が1に変わるわけが無い。ジッターは問題だが、それはPCの外部へのSPDIFやUSB転送でのことだと思っている。

しかし、再生ソフトが違うと音は変わるし、Music to Go!さんのブログでは、コンパイラが違うと音が変わるらしい。PC内部の様々な要素で音が変わることは否定しようが無い。


S氏が、PC電源にコンデンサーを積んだ基盤を接続したというので、聴いてみると確かに音が激変していた。雑身が綺麗に取れて音の解像度が増し非常に澄んだ美しい音になっている。

余りにも、変化が凄いので、自分でも直ぐにマルツに走り、ありあわせのコンデンサを買ってきて早速基盤を作ってみた。基盤の構造は簡単で、PC内部のあまった電源プラグに、コンデンサを並列に接続した基盤を接続して、PC電源を平滑するだけだ。部品代は3千円程。


PC電源には、12V(黄色)とGND(黒)、5V(赤)とGND(黒)の4本の線が出ている。12Vには5個28,800μFのコンデンサ、5Vには6個28,200μFのコンデンサを並列で接続した。


変化だが、まず、パソコンがスーッと立ち上がる。FANが静かに滑らかに回転している。パソコンがとにかく余裕を持って動く。ソフトの起動もスムーズだ。これだけでも凄い効果だ。


次に、音楽を聴いてみた。

おお!

まずは、音が澄んでいる。雑身が綺麗に取れた感じだ。やや堅めで高音が美しいWindowsの音が、まろやかに奥行きが出て低音も太く豊かになった。

おお!

こんなに変わるとは!!

VoyageMPDに負けない音になったかも!!!


これは凄い。こんな簡単に、こんなに音が変わることなんて滅多にない。しかもこんなに安く!

5 件のコメント:

  1. はじめまして、シンです。
    電源投入時の突入電流でPSUの保護回路が動くだろうと早どちりしましたが効果ありのようですね。折角だからフィルムコンも電解コンと並列に幾つか取り付けて見たくなります。(もー病気かも、、)

    他の電源装置にも応用できそうなのでありがたくご参考させていただきます。^^
    では、、

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  2. シンさん。
    こちらこそ初めまして。というか、私のほうは、VoyageMPDのことで随分前からシンさんのブログを参考にさせていただいています。いつもほんとうにありがとうございます。
    コンデンサの件は、まさかこんな方法が可能とは思いませんでした。私のPCは、特に問題も無く非常に快調に動いています。音質も効果大でした。

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  3. こんばんは。はじめまして。SHHSと言います。
    電源関係の検索で、貴公のHPを発見しました。オーディオ関係に熱心な方なんですね。

    本題ですが、この日記で書かれた内容に興味が有ります。造ってみたいです。
    見たところ12V側のコンデンサは種類がバラバラの様に見えますが、大丈夫なのでしょうか?
    また、コンデンサの種類は何でしょうか?ノイズ関係かな、と思うので低Zや超低Zでしょうか?
    それと、トータル容量が書かれていましたが、どうしてその容量にした(なった?)のでしょうか?

    とても前の日記に色々と質問してすみません。
    良ければ教えて下さい。

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  4. SHHSさん
    返信遅れてすみません。
    コンデンサはそこらにある電解コンデンサです。容量がバラバラなのは手元にあったものを適当に使ったからです。結果、容量が決まったということです。まあアンプなんかで使うコンデンサ容量から2~3万μFくらいかなと思ってのことです。

    あくまでも適当にやっていることなので、もしおやりになるなら自己責任でお願いします。

    ちなみにシンさんのHPが参考になります。
    http://blog.naver.com/manishin
    ここで PC Audio をのぞいてみてください。

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  5. こんばんは。
    ご回答ありがとうございます。

    適当なんですね。。
    それでは、参考と言うことで自己責任で試してみます。

    ありがとうございました。

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