CDカードプレーヤーってどこかで流行っているでしょうか。先日に続き、またもやSDカードプレーヤーです。FINAL DAC という名前です。サンプルレート192KHz以下なら32ビットまで、352.8KHzなら24ビットまでをサポートし、WAVファイルをI2SとS/PDIF形式で出力するそうです。
「SDTrans192」http://www.chiaki.cc/Transport/index.htm というキットを元にやなさんという方が作成したものだそうです。http://okamoto1.exblog.jp/13612017/
USB-DDCもあって、XMOSを使っているようです。DACは不明です。
音ですが、解像度が高く低音がしっかりと出ていました。かなりの高音質です。PCオーディオの世界に、まだまだ上があることを知らせしめてくれるよう音です。まさに「FINAL DAC」という名前にふさわしい最終兵器という感じです。
*こんな対決を見つけました。
SDTrans192 vs miniITXvoyageMPD
こんにちは、juubeeと申します。
返信削除voyageMPDを検索していたら、貴ブログを見つけました。いづれ導入する際にはおおいに参考にさせていただこうと思っています。
さて、5月21日のタイトルと関係ないので恐縮ですが、2月22日にお書きになった「パソコンと音質についての考察」に関してコメントさせて下さい。
>ほんとうに音が変わのであれば、バイナリデータである以上、単純明快だ。元のデータとコピーや転送後のデータが一致していないとしか言いようがない。
こうおっしゃっていますが、データは一致しているのが普通です。
もちろん、WindowsであればASIOやWASAPIなどでオーディオエンジンをバイパスしている場合です。Linuxの場合、事情はよく知らないのですが試した限りでは、一致しているものばかりでしたので、恐らくvoyageMPDでもそうだろうと思います。
と、私がこう言っても半信半疑でしょうから、なんならご自分で試されるのが一番かと思います。やることは簡単でして、パソコンのS/PDIF出力を別のパソコンのS/PDIF入力に繋いで録音するだけです。録音したWAVとパソコンでリッピングしたWAVを比較します。比較には、efuさんのWaveCompareを使うといいです。
ただし、録音に使うのが安価な一般のサウンドデバイスだと、44.1kHzをまともに扱えなくて内部で48kHzに変換する動作が入るものがあるので、DAW用などのサウンドデバイスを使う必要がありますが、FireFaceならもちろん大丈夫と思います。もちろん、入力のミックスはしないでおきます。
juubeeさん こんにちは
返信削除貴重なご意見ありがとうございます。是非ともVoyageMPDを導入してみてください。PCオーディオの求めるところが実感できると思います。
2月22日の考察ですが、私は、PC内部におけるデータ転送において、PC内部のスイッチング電源やCPUの発する高周波ノイズが、アナログであるクロック(疑似パルス波)を乱し、楽曲データのバイナリを変えても、必ずエラー訂正・再読込機能が働いて、最終的にはバイナリーは一致すると考えています。というか事実だと思うのですが。
言われるまでもなく、S/PDIFで再録音するとバイナリが一致することも以前から聞いて知っています。
ただし、昔のCDドライブはリッピングするとバイナリが一致しませんでしたし、Wasapi以前のwindowsのカーネルはバイナリを変えました。また、再生ソフトが、バイナリを変えている可能性は十分にあります(各種プラグイン、イコライザー、アップサンプリングなど)。さらに、ハードウエアやソフトウエアの不具合などでデータが壊れたり欠落する可能性もあります。
このようにPC内部でバイナリが変わることもあるので、逆説的に、音が変わるならバイナリが変わっているとしか言いようがないと言ったのです。分りにくくてすみません。
信頼性あるハードを使い、Windowsのカーネルは使わずASIOやWASAPIを使い、再生ソフトで余計なことをしなければ、バイナリが変わることはないはずです。
PC内部のスイッチング電源やCPUの発する高周波ノイズは、アナログであるクロック(疑似パルス波)を乱します。これにより一時的に楽曲データのバイナリが変わったとしても、最終的に必ず訂正されるので問題にはなりません。
ところが、これらのノイズが、ケーブルや輻射によってPC外部に漏れ出し、DACに侵入したらどうでしょう。
DA変換時のクロックが乱れ、不正確な音声信号が作り出されてしまうのではないでしょうか。また、変換後のアナログ音声信号そのものも乱れると思います。
計測的な根拠のない話ですが(超高周波の計測器が高価すぎるからでしょう)、耳で確認した限りでは、CPU、電源、ファン、ケース、USBケーブル、デジタルケーブル(光、同軸)が違うと確かに微妙ですが音が変わります。これは事実です。
一番分かりやすいのはUSBケーブルです。はっきりと音が変わるのがわかります。アコリバ二股のように信号線と電源線を分けて電池で電源供給すると音がくっきりとします。信号線の材質もあるのでしょうか、安いUSBケーブルでも高音質なものもありますから、やはりノイズ対策の出来不出来の違いではないでしょうか。高価な銀線LANケーブルが高音質というのも、線の材質ではなくノイズ対策が優れているからではないかと思います。
線の材質や機器の性能以前に、目に見えない高周波ノイズが、DA変換時のクロック信号を乱しジッターを発生させ、不正確な音声信号を作り出しているのだろうと思います。
アナログと同様に、PCオーディオでも全ての機器で音が違います。当然その組み合わせも無限です。その大きな原因の一つが、ノイズとそれに伴うジッターだとは思うのですが、これほど音が違うと、まだ知られていない(説明されていない)何か別の要因も有るような気がします。
VoyageMPDは、OSと再生ソフトの機能を限界まで絞ったものです。これで音が激変するのですから、ハードウエアに起因するノイズやジッターだけが理由とはとても思えません。
今、VoyageMPDのチューニングの話題が盛り上がっていますが、割り込みの優先度なんかが音質を変えるとしたら、一体音の何がかわっているのでしょう。DACまではバイナリですから音質など変わりようがないと思うのですが。
この辺りがVoyageMPDを通してもう少しわかってくると面白いと思っています。
asoyaji さん お返事いただき有難うございます。
返信削除そうでしたか、既にご存知だったんですね。私はてっきり・・(笑)。誤解してしまいすみません (^^;;
こんどはこっちが説明しなければならないのですが、私もバイナリが同じでもデジタルのアナログ状態の違いが音に影響する(であろう)ことは痛いほど?経験済みです。よく説明いただいてしまってすみません。
私自身、いわゆるPCオーディオはubuntu studio とRATOCのRAL-24192UT1 を得て、ようやく世間並?になった程度ですが、音楽CDのCD-Rコピーでは、結局、CPUが80486 DX33でOSがVine Linux 1.1でコマンド焼き、ということになっています(ATAPIドライブではデュプリケーターを使います)。CD-Rではドライブとメディアのことばかり言う人が多いのですが、パソコンのハードとソフトの影響はとても大きい、というのが実感です。
PCオーディオを始めてみたら、CD-Rとまったく同じで、ハード的にもソフト的にもパソコン環境の影響はとても大きいことはすぐわかりましたので、手頃なオーディオ機器の登場を待っていたのですが、オーディオ用のネットワークプレーヤーはまだお高いので、とりあえず家電用の安価なネットワークメディアプレーヤーを試す方向と、voyageMPDなど軽~い環境をなるべく軽~いハードに載せるという方向、の2つを試してみようかと思っているところです。
再生専用Linuxとしては以前、GeeXboXも試したことがあるのですが、ハード的な制約が多くて、テストにしかなりませんでした(非常に軽いですけど)。
voyageMPDが、私としては、CD-Rのお焼きにあったような情報量の多さと、PCオーディオの特徴である音の骨格の確かさ?、のいいとこ取りになることを期待しています。
ただ・・、つい最近のことですが、同じパソコンで、音楽CDと、コピーしたCD-Rと、HDDにリッピングしたWAV、を聴いたところ、やっぱり前2つが良かったので、HDDという記録媒体には疑問も持つようになりました。
ま、ぼちぼちやっていきます。今後ともよろしくお願い致します。
星野良悦
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