24年8月STEREO付録のスキャンスピーク・ペア(10cm)を4ペア使ってラバーウッドに取り付けたトール型後面解放スピーカーだ。発売からもう1年以上経っているので集めるのに苦労した。
ポンせんべいは、艶のある素晴らしい音だったのだが、やや解像度が甘いところがあった。それが、このスキャンスピークは、解像度が高く音がシャープで美しい。
音の余韻が凄く良く感じられる。楽器の音がより本物に近い。クラシックギターの弦の音がまさにナイロン弦の響きだし、ピアノが本物のようにピーンと張り詰めている。低域がよく出るので、中域も非常に気持ちいい。もちろんぽんせんべい同様、音が後方の上下左右の空間に伸びやかに広がっている。
10cmのフルレンジスピーカーは、たいていはブックシェルフ型の箱に入れるが、これがポンせんべいと同じ後面解放でこれほど凄い音を出すとは思いもよらなかった。これを聴くとスピーカーを箱に入れる必要がないことがはっきりわかる。そして、一度、この箱から解放された自由で伸びやかな音を聴くと元に戻れなくなる。
ポンせんべい同様、これもS氏の発案。相変わらず凄い人だ。板を内側にコの字型にするのがポイントだそうだ。
こんばんわ、
返信削除自分もここ一年ほど後面解放にとりくんでおり拝見しております。
>音が後方の上下左右の空間に伸びやかに広がっている。
この羨ましい状態が作れません、
奥行きはでるのですが箱SPの際のSPの外まで広がる感じ、天井から降り注ぐような余韻が出せていません。
セッティングについて、ご教授いただけると幸いです。
bfratさん
削除返信おそくなりすみません。またいつも見ていただいてありがとうございます。
音の広がりですが、部屋の大きさや天井の形でかなり変わります。天井が高い方が音がよく広がります。私の部屋は狭いですが、天井は高くよく広がります。
また低音がしっかりでないと中域+高域が元気なく広がりも今一つといった感じです。
S氏や家ではマルチアンプで、ハイ、フルレンジ、ローを使い分けており、チャンデバで調整しています。
セッティングですが、SPを部屋の真ん中(無理ならできるだけ奥の壁と離して)の両端の壁ギリギリに配置し内側に向けます。ポンせんべいの場合は、側板の奥行きが大事でしたし、今回のスキャンスピークでは側板をコの字にするのがポイントでした。
あくまでもS氏や我が家の場合のことなので、他でもうまくいくのかわかりませんが、ご自分の部屋に合わせていろいろ工夫してみてください。
スピーカーの位置を部屋の4:6ぐらいの位置まで前進し、角度を45度ぐらいから始めてみてください
返信削除スピーカー後方に大きな音楽ステージが広がると思います。
asoyaji.さん、トンビさん、コメントありがとうございます。
返信削除下~上までのスピード感の揃い方、質感の自然な感じとかは、後面開放型は素晴らしいと思います。
箱の期間が長いせいか、感覚的にSPの位置と音場の関係が掴めていません。
左右の壁を突き抜けるような広がりが出せると良いのですが、、、、。
>スピーカーの位置を部屋の4:6ぐらいの位置まで前進し
あら~・・・部屋を片付けるところから始めます、。
部屋を片付けるだけの価値がありますよ!
削除ちなみに、トンビさんはS氏です。
こんばんは。
返信削除スキャンスピークの10センチSPは良さそうですね。
記事を見て作りたくなってきました。
ただ、私の部屋では2発ずつがいいところかなと思っています。