2020年2月20日木曜日

ゴア線LANケーブル(2)

イーサネットの伝送速度は、今や10Gbpsにも達しその伝送周波数は500Mhzにもなります。これはかなりの高周波です。信号は高周波になればなるほどノイズに弱くなるので、伝送に使うケーブルには万全のノイズ対策が必要になってきます。

伝送速度が上がる度にケーブルのノイズ対策も進化しカテゴリー別には以下の表の通りとなります。最初は同軸ケーブルを使っていた時代から画期的なツイストペアケーブルを使うようになりこれが最初のノイズ対策となります。
十字介在は4組あるツイストペアケーブルを4つに分けクロストークなどを防止します。

伝送速度が1GbpsとなったCAT6Aケーブルでは、ツイストペアをアルミ箔で巻き、更にケーブル全体をシールドすることで更にノイズ対策が進みました。ただしこのシールドは端子には繋ぎません。これをUTPと言います。

CAT7ケーブルは、シールドを端子に接続します。これをSTPと言います。これにより接続機器同士がCAT7ケーブルを通してシールドが接続され、最終的に大地アースをにノイズを逃すことで更なるノイズ対策を実現しています。しかし、STP対応の機器類と大地アースが必須であり、これらが完全に配備されていない環境ではノイズを逃すことができず逆効果となるので、STPケーブルを使ってはいけません。

ゴア線LANケーブルは、伝送速度は100Mbpsの100BASE-Tですが、ツイストペアを1組づつシールド組編みで覆っているので、CAT6A相当のノイズ対策となっています。使用している端子はテレガートナーのRJ45でSTP仕様ですが、シールドは端子に繋いでいません。



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