これが、現在のうちのシステム構成。
「DACチップ」の「差動アナログ信号出力PIN」から「パワーアンプ」まで、一本の抵抗、コンデンサ、IC、電源も使っていない。
使っているのはファインメットコアのトランスだけ。「DACチップ」が出力する信号の鮮度を保ちながら極力劣化させずに伝送するにはこれしかない。
ただ、せっかくDAC内部に巨大なコアの「1545」を使っているのに、次段「TVC」内の「1595」や「オートトランス」のコアは小さすぎてせっかくの「1545」の力を落としているように感じる。そこで、「TVC」と「パワーアンプ」の間に作ったばかりの「C-1545」を入れてみた。
これは驚いた。ここまで音が変わるとは! 鮮明さとリアルさと力強さが倍になっている。いや、深み、繊細さ、静けさ、・・・全てが倍。 信じられないがこれまでに聴いた中で最高の音かも。聴き慣れた手持ちの音楽が全く別次元の音に聴こえる。
恐らく、「TVC」内の「1595」や「オートトランス」のコアを「1545」と同じコアに変えれば、次の「C-1545」は不要かもしれない。
しかし、「1010」や「1545」は、巻き線比が1:1で電圧増幅効果はないが、「1595」は巻き線比が1:2.5なので電圧を2.5倍に増幅してくれる。「プリアンプ」を使わず「パワーアンプ」直結なのでこのゲインは非常にありがたく手放せない。
少し贅沢だが、「TVC」と「パワーアンプ」の間に「C-1545」を入れるだけで、簡単に既存システムが極上の音に変わるのだから、これは絶対にありだ。
皆さん、どうかこの感動をわが家に聴きに来てください。
(注意)なお、「C-1545」を「DAC」と「TVC」の間に入れると全くダメだった。「1545」同士を繋げてはいけないということなのか。トランスは難しい。
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