2017年7月25日火曜日

音は上流で決まる

音は上流で決まる。最近のJPLAYが良くなるに連れ益々そう思う。

デジタルデータを保存するストレージ部。それを再生するPC部。データを伝送するイーサネットにUSB部。デジタルをアナログ音声信号に変換するDAC部。これらの各部で、如何にデータを劣化させずに下流に運ぶか。

PC部は最もノイズに晒される部門だ。ここのノイズはかなり手ごわいが、ここを攻略するとその効果も大きい。

最近の発見は、マザーボードのソースブリッジを使わず、ノーズブリッジを使うことだ。
USB、SATA、LANなどのポートは全てソースブリッジだ。ソースブリッジはマザーボード上のバスを通るためノースブリッジに比べ速度が遅くまたノイズに晒されやすい。

Coreiの時代に入り、ノーズブリッジはCPU内に格納された。ノーズブリッジは早くしかもバスを通らないCPU直結だ。PCI-Eはノーズブリッジ直結=CPU直結なので、PCI-Eに対応したUSB、LAN、ストレージを使えば、バスやソースブリッジは一切不要となる。なのでもったいないが(ソースブリッジ接続の)オンボードデバイスはBIOSでOFFにする。

今回は、ControlPCをPCI-Eだけの構成とした。OSはWindowsServer2012R2 coreモードだ。ControlPCにはそれなりのスペックが必要なので、以下のような構成とした。

構成:マザー(AsrockH270MPro4)、CPU(Corei5)、PCI-e LAN(インテル PRO/1000 PTデュアルポート)、M.2 起動SSD(インテル SSD6 128GB M.2)、メモリ4GB。電源は既存ATX電源。別途リニア電源、ケースを発注中。

AudioPCは、取りあえず様子見で手持ちのAsrockDeskMiniH110を使い、OSにはMFさんお勧めのWindows10Proを使ってみた。こちらはまだLANもUSBもオンボード(ソースブリッジ)だ。

構成:CPU(Corei3)、起動SSD(サムスンM.2 128GB)、メモリ4GB。電源は付属アダプター。

これで、Jplay:DAC Link700MHz,0.1nsが問題なく稼働し、音が格段によくなった。もうここまでくると極上の音としか言いようがない。

まだまだ先があるのだろうか。

4 件のコメント:

  1. いたちょう2017年7月25日 12:14

    こんにちは。ついにPC組み立てに着手しました。Win2012のLANカードドライバー問題を回避するため、私もインテルのデュアルポートNIC用意しました。多分、同じものですね。いよいよ、今日は、難関のWin2012のインストールかと。asoyajiさんの導入マニュアル見ながら頑張ります。

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  2. いたちょうさん
    MFさんに頼まず自分でやられるんですね。2012のインストール自体は簡単です。coreモードへの移行がちょっとですが、powershellを使って、呪文のようなコマンドをコピペすれば自動的にやってくれます。
    ただし、coreモードではGUIはもちろん使えないコマンドも多いので、移行前に全ての設定を済ませておいてくださいね。忘れると大変です。
    頑張ってください。何かあれば遠慮なく連絡ください。

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  3. いたちょう2017年7月27日 20:13

    何とか自力で、音だしまで漕ぎ着けました。導入マニュアル、本当に助かりました。素状態でも、結構良いので、今後の調整が楽しみです。

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    1. お疲れさまでした。JPLAYいいでしょう!これでAsoyajiDACも100%使えるようになりましたね。

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