2016年7月20日水曜日

至高のTVC


これはファインメットトランスTLT1595Jを使ったTVC。丁寧に作られた木の箱に収められている。この箱はマランツ7と全く同じサイズで、なかなかの迫力だ。

DACとプリアンプの間に、このファインメットトランスのTVCを入れると、ほんとうに音が変わる。ボーカルは本来の音に更に近づいた感じがするし、高域もよく出て、低音の迫力が凄い。静かで安定感も抜群だ。(下は、USB-DAC1号機。)

実に素晴らしい。

内部の様子

上の自作TVCと比べてもでかい

2 件のコメント:

  1. セレクタとattenatorがついていますが、DACとパワーアンプ間でなく、DACとプリアンプの間にいれるのですか?DACにいれたファインメットトランスとの関係はどうなのでしょう?

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  2. 今田さん
    TVCは、ライン・トランス+オート・トランス(ボリューム用トランス)です。ライン・トランスの役割は、IV変換、差動合成、LPF、インピーダンス調整、場合増幅などいろいろあります。

    基本的には、DACとアンプ間に入れます。パワーアンプ直で問題ないのですが、真空管プリを通すとより豊かな音となるので私は真空管プリを通しています。

    また、用途に応じてトランスを複数組み合わせることもできます。例えば1010(IV変換、差動合成など)→1595(インピーダンス調整、増幅など)などの組み合わせです。

    トランスごとに音質が異なるので、組み合わせることで別の音質を楽しむことができます。
    なのでDAC(1010)+TVC(1595)もそうした意味で使うことができます。
    1010は癖のないナチュラルで空間感がありふくよかな音ですが、1595は色つやがありパンチのある音になります。組み合わせると何とも言えないいい音となります。

    なお、1010は巻線比1:1なので、インピーダンスも1:1で、結局組み合わせても1595のインピーダンス比となります。

    これだけの音質を出せるトランスは、ファインメットしかありません。トランスを使うと別世界が広がります。

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