2014年7月1日火曜日

タンデム基板(2)

JCJP1 MSTJP1 の設定

DDCからFN1242AにPCMを入力するとテストモードからDSD_LとDSD_Rが出てくる。この信号をそのまま別のFN1242Aに入力する際に、DSD_CLKが必要になる。

そこで、DSD_CLKを作る必要があるが、これはDDCから入力したBCLKを使えばできる。DSD128~DSD278までならBCLKを2倍、それ以外はBCLKをそのまま使う。

ただしその為には入力された信号の周波数を知らなければならない。そこで、DDCがLEDで周波数を表示するために用意している信号FS0~FS2を使う。この信号の組み合わせをみれば、入力された信号のサンプリングレート(LRCK)がわかる。これがわかれば、BCLKもMCLKもTESTモードから出てくるDSDの周波数もわかる。

MSTJP1はそのBCLKを2倍にするのかそのまま使うのかを設定する端子だ。

JCJP1はDDCからのMCLKが22MHzか24MHzかを設定する端子だ。この設定をもとに後段のロジック回路で22MHz=H、24MHz=Lが生成され、MCLKと供に後段のジッタークリーナー(Si5317)に渡される。

本件ジッタークリーナー(Si5317)は、MCLKをクリーニングするが、MCLKの周波数に合わせて設定を自動的に変更して、クリーニングする。(ジッタークリーナーについては後日詳細に見ていく)。

MSTJP1もJCJP1も、なぜわざわざユーザーが設定しなければならないのかと言うと、入力された信号の周波数を知る為の信号(F2,F1,F0)がDDSによって異なるからだ。使用するDDCの信号(F2,F1,F0)に従って、ユーザー側で設定してやらなければならないのである。ということなので、周波数を知る信号を出さないDDCは使用できない。



*(Amaneroユーザーのみ)MCLKを逓倍するには、タンデム基板、Amaneroの他にNB3N2302の回路を別途用意する必要あり。3.3V、GND、MCLK入力、2逓倍出力の4本の配線。倍数設定端子を3.3V、GNDに繋ぐことで2倍、4倍の選択ができる。