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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回比較するのは、「①AnkerFusion5000」「②サンワサプライ700-BTL028W」「③Panasonic QE-AL-201」の3つで、DACの電源として使用し音の違いを比較する。
① Anker Fusion5000
② サンワサプライ700-BTL028W
③ Panasonic QE-AL-201
この3種を選定した理由は、以下の通り。
・バッテリーでありながら、コンセント付で充電器なしで充電ができるもの。
・充電しながら放電ができるもの。
・消費電流が2A以上のもの。
・薄型なら2セル、電池タイプなら2個以上使っているもの(外形で判断)。
・安全保護装置のついたもの。
最初に3機種共に、ノイズのない素晴らしい音が再生されることを断りしておく。基本的には、ノイズレベルが大きく下がり、静けさがと音の見通しがよくなり、奥行き感が出て空間感が増すと共に、埋もれていた音の粒が鮮やかに見えてくる。
3つともノイズの無い素晴らしい音なのだが、大きく以下の違いが感じられた。
・Panasonicは、空間感が大きく音が太い。
・サンワは、空間感は小さいが、滑らかで艶のある音。
・Ankerは、その中間で、空間感もあり滑らかで艶もある。
●広がりと音の太さ Panasonic > Anker > サンワサプライ
●滑らかさと艶 サンワサプライ > Anker > Panaspnic
小さい部屋で聴くなら、サンワかAnkerだ。ちょうどいい空間感と滑らかで艶のある音で、バランスよく楽しむことができる。
どれも基本的にはノイズのない素晴らしい音であることに驚かされる。どれを選ぶかは好みの問題で、自分の部屋の大きさや好みに応じて選択すればいいだろう。それにしても、バッテリーの違いでこんな違いがでるとは思いもしなかった。
追記
利便性としてはコンセントに刺したまま音楽を聴いても良いが、音楽を聴くときはコンセントから外し(タップの電源を落としても良い)、終わったら刺しておく(タップの電源を入れる)使い方の方がよりノイズレベルが落ちる感じがする。