2013年10月13日日曜日

S氏のオーディオルーム 2013 10

久しぶりに金沢のS氏のオーディオルームにお邪魔した。

持参したのはファインメット・ライン・トランス3兄弟、「FM-19」、「1010」、「0695」で、S氏のオーディオルームで聴き比べようという魂胆だ。

以前にも紹介したが、S氏のオーディオルームは、14畳くらいの防音を施した部屋で、天井も高く、部屋の真ん中あたりの左右に後面解放のヤマハポンせんべいが配置されている。そしてその音が、スピーカーからではなく、奥に広がる空間いっぱいに広がって極上の音を聴かせてくれるのだ。

そして、この部屋で機器を視聴すると、その良さや悪さが瞬時に分かる、そんな恐ろしい部屋でもあって、これまでに高級といわれる機器が何台討ち死にしたことか!

さて、こうした中で、FN1242Aデュアル+ルンダールに変えて、「FM-19」「0695」「1010」を試聴した。

結論から言うとこの部屋では「FM-19」がベストマッチだった。「FM-19」のハッとするようなメリハリと明るさ、引き締まり感と静けさ、低音もしっかりとライポールウーハーを鳴らしている。

もちろん「0695」も「1010」も素晴らしいのだが、これほど音が広がる部屋だと、少しメリハリの効いた「FM-19」の方がいいようだ。トランスもそれぞれ特徴があって、それぞれの環境に応じてベストマッチがあるのだなあと実感した。



3 件のコメント:

  1. asoyajiさん

    0695,1519,1010はそれぞれ役割がちがいますね。 拙宅では、0695⇒1595⇒TVC⇒1010の構成でした。もしトランス直列をお試しになられていないようでしたら、是非お試しください。

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    1. たくぼんさん
      0695⇒1595⇒TVC⇒1010
      これって、全部直列につないだってことですか?!
      0695+1595まではわかりますが、TVCも1010も?!贅沢ですね!
      それぞれの特性を繋げることで生かすという事なんですね。

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  2. まさにその通りです。私の場合は0695でFN1242Aを差動からアンバランスに変換し、FN19受けのTVCに接続したあとに、1010で音を整えました。深みが増します。電源の影響を受けないトランスのなせるクリアーさです。是非是非おためしください。(^^

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