音出し成功!
おおお、一発で音が出た!よかった。ほっとした。
そして、音が凄い。解像度がグーンと上がった感じがする。ノイズ感が全くない。限りなく透明。ケースに入れるだけでここまで音が良くなるとは思わなかった。底板を銅板にした甲斐もあった。
いやいや素晴らしい、これでしばらくは、また音楽を聴き入ってしまいそう。
2013年12月31日火曜日
2013年12月30日月曜日
2013年12月29日日曜日
トランスのケースを手作り(4)
もう一息!
板は、全てさび取り液でさびを落とす。銅番が驚くほど奇麗に鮮やかになった。プライマーで下塗りをしクリアラッカーで塗装。これで、触っても手に油やシミができない。
また、前後のパネルの箱鳴りは、S氏のアドバイスで、アルミのLアングルをねじで固定し、更にボンドの超強力接着剤「プレミアムハードウルトラ多用途用SU」で接着した。鈍い音はするが軽いタンタンタンという音はしなくなった。
後は地道にエナメル線を半田付けしていくだけ。エナメル線は、トランスの巻線と同じもので、オートトランスとロータリースイッチの間は157mm(素数)に揃えてある。
2013年12月27日金曜日
トランスのケースを手作り(2)
タップハンドル、スパイラルタップM3、ドリルダイド4mm、抵当ねじM3-8mm、六角穴付ボルトねじM3-8mm、さび止め、クリアラッカー、プライマー
ドリルガイトを使って穴あけ2.5mm
タップ切り、ドリルガイドを使うと実に簡単にできる!
ねじを入れてみる、OK
出来上がり! 下から
出来上がり! 上から
2013年12月24日火曜日
トランスのケースを手作り
ほぼ音も落ち着いてきたので、トランスをケースに入れることにした。最初はタカチのSLを使おうと思ったが、底板は銅板がいいというので、思い切ってケースを自作することにした。
使ったのは「秘密基地」さんの銅板とジェラルミン板。秘密基地さんは、アルミ、ジェラルミン、銅など様々な素材を、自由な大きさに切って送ってくれる。随分前に、S氏から紹介されていたのだが、なかなか自作には踏み切れなかった。
注文の仕方は、ちょっと変わっていて、基本の大きさが100mm×100mm(面積10,000)と決まっており厚さで値段が違う。まずは、基本で注文し、備考欄に必要なサイズを記入する。すると、サイズに合わせた料金で再計算したメールが届くという具合。
例えば200mm×100mm(面積20,000)だと、面積が基本の2倍なので料金も2倍になる。そして、驚いたのはその速さ。注文して2日後に届いた。こりゃすごい。
注文通りの大きさに切ってあるので、後は、タップを如何に真っ直ぐにあけるかが鍵となる。8mmの低頭ねじを使うので、底板3mmで5mmの深さのタップをあける。普通のタップしか持ってなかったが、S氏の勧めでスパイラルタップというのを注文した。
さて、正月はゆっくりとケース作りに専念だ。うまくいけば、パワーアンプのケースもこれで行こうと思う。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-himitsukichi/
2013年12月14日土曜日
FN1242Aは最高のDSD原理基板だった
先日、元新潟精密の開発責任者の方々とお会いすることができた。
いまだにFN1242Aを楽しんでいることに驚いておられた。
新潟精密が出したフルーエンシ理論によるDACにFN1241があり、幾つかのメーカーで製品化されたが、FN1242AはLUXMAN等が製品化したきりで、ほとんど世に出ていないことがわかった。
また、FN1242にデジタルアンプを追加したFN1245という全く世に出なかった幻のDACもあったのだそうだ。
FN1241は今でも秋月で買える。PCMのみであればこれでフルーエンシーでデータ補完されたアナログ的な音が聴ける。
ところで、FN1242Aについて、新たに確認できたことがあった。
(25.1.17 追記)
* 先日ようやく元新潟精密の技術の方に確認がとれて、アナログ段のLPFは、詳細は不明ですが、3ビットΔΣ変調後の信号を、抵抗とコンデンサのLPFでアナログ変換しているとのことでした。つきましては、以下文中のFIRフィルターはCR_LPFに訂正します。不正確な情報を書いたことを深くお詫びいたします。
それは、FN1242Aに入力されたDSD信号は、デジタル回路をパスして(要するにフルーエンシー補完はされずに)、直に、FIRフィルターに入りアナログ化されているということだ。
FN1242Aの音の良さは、フルーエンシーフィルターだけでなく、このFIRフィルターにもあったのだ。
DSD信号に対しては、FN1242AはDSD原理基板そのものだということ、だ。
これまで、エレアトさんややなさんのDSD原理基板を作ってきたが、TAPを多くすると抵抗やコンデンサの部品が多くなり、精度を上げることが難しくなるし、良い部品を使おうとするととても高価になる。
そのDSD原理基板がこのチップのなかで精度高く作られているわけで、もちろん、素晴らしい音が出てくるのであるから、まさに最高のDSD原理基板だといえるだろう。
残念ながら、DSD原理基板を手作りするなら、その手間と精度の実現を考えると、FN1242AをDSD原理基板として使う方が遙かに簡便で安価で音もいい。
それにしても、こんな素晴らしいDACチップがほとんど日の目を見ず埋もれ在庫も残り少ないというのは返す返す残念なことだ。マスクは残っていないが、設計図はあるようなので、誰か再度製造してくれないものだろうか。と質問したら、数千万円かかるので難しいだろうとのことであった。
オーディオメーカーには音のソムリエのような人がおり、こうした人は自分の音を守りたいがためにフルーエンシー理論がお好きではなかったようだ。フルーエンシーの周波数特性か何かのスペックが他のDACチップに比べると落ちるらしく、メーカーのメンツ上それを公表できなかったそうで、なかなか採用してくれなかったらしい。ただし、ブラインドで試聴テストをすると、誰もがフルーエンシーの音の方を選んだのだそうだから情けないことだ。
このチップの音には間違いなく音力がある。デジタルの美しく奇麗なスッキリとした音ではなく、アナログ的で艶のある音が特色だ。こんなチップ他にはない。
----------------------------------------
*注意!*
半導体計測屋さんのタンデム基板の申し込みの中止について
2月20日以降の新規コメントが、おそらくブログの限界を超えたのだと思いますが、表示されなくなってしまいました。
読み込み中を何度もクリックして、最新のコメントが表示されなくなっており、途中のコメントに返信しても表示されません。よって、このブログからの申し込みは中止させていただきました。
今後は、半導体計測屋さんのブログから申し込みを行ってください。
よろしくお願いします。
http://zx900a.blogspot.jp/
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いまだにFN1242Aを楽しんでいることに驚いておられた。
新潟精密が出したフルーエンシ理論によるDACにFN1241があり、幾つかのメーカーで製品化されたが、FN1242AはLUXMAN等が製品化したきりで、ほとんど世に出ていないことがわかった。
また、FN1242にデジタルアンプを追加したFN1245という全く世に出なかった幻のDACもあったのだそうだ。
FN1241は今でも秋月で買える。PCMのみであればこれでフルーエンシーでデータ補完されたアナログ的な音が聴ける。
ところで、FN1242Aについて、新たに確認できたことがあった。
(25.1.17 追記)
* 先日ようやく元新潟精密の技術の方に確認がとれて、アナログ段のLPFは、詳細は不明ですが、3ビットΔΣ変調後の信号を、抵抗とコンデンサのLPFでアナログ変換しているとのことでした。つきましては、以下文中のFIRフィルターはCR_LPFに訂正します。不正確な情報を書いたことを深くお詫びいたします。
それは、FN1242Aに入力されたDSD信号は、デジタル回路をパスして(要するにフルーエンシー補完はされずに)、直に、FIRフィルターに入りアナログ化されているということだ。
FN1242Aの音の良さは、フルーエンシーフィルターだけでなく、このFIRフィルターにもあったのだ。
DSD信号に対しては、FN1242AはDSD原理基板そのものだということ、だ。
これまで、エレアトさんややなさんのDSD原理基板を作ってきたが、TAPを多くすると抵抗やコンデンサの部品が多くなり、精度を上げることが難しくなるし、良い部品を使おうとするととても高価になる。
そのDSD原理基板がこのチップのなかで精度高く作られているわけで、もちろん、素晴らしい音が出てくるのであるから、まさに最高のDSD原理基板だといえるだろう。
残念ながら、DSD原理基板を手作りするなら、その手間と精度の実現を考えると、FN1242AをDSD原理基板として使う方が遙かに簡便で安価で音もいい。
それにしても、こんな素晴らしいDACチップがほとんど日の目を見ず埋もれ在庫も残り少ないというのは返す返す残念なことだ。マスクは残っていないが、設計図はあるようなので、誰か再度製造してくれないものだろうか。と質問したら、数千万円かかるので難しいだろうとのことであった。
オーディオメーカーには音のソムリエのような人がおり、こうした人は自分の音を守りたいがためにフルーエンシー理論がお好きではなかったようだ。フルーエンシーの周波数特性か何かのスペックが他のDACチップに比べると落ちるらしく、メーカーのメンツ上それを公表できなかったそうで、なかなか採用してくれなかったらしい。ただし、ブラインドで試聴テストをすると、誰もがフルーエンシーの音の方を選んだのだそうだから情けないことだ。
このチップの音には間違いなく音力がある。デジタルの美しく奇麗なスッキリとした音ではなく、アナログ的で艶のある音が特色だ。こんなチップ他にはない。
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*注意!*
半導体計測屋さんのタンデム基板の申し込みの中止について
2月20日以降の新規コメントが、おそらくブログの限界を超えたのだと思いますが、表示されなくなってしまいました。
読み込み中を何度もクリックして、最新のコメントが表示されなくなっており、途中のコメントに返信しても表示されません。よって、このブログからの申し込みは中止させていただきました。
今後は、半導体計測屋さんのブログから申し込みを行ってください。
よろしくお願いします。
http://zx900a.blogspot.jp/
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2013年11月27日水曜日
反転基板無しでFN1242ADSDデュアルモノ接続ができた!
データシートに信号を反転して入れるように書いてあったので、何も疑わず今日まで反転基板をつかって信号を反転させて入力していた。
しかし、今日、データシートを眺めている時、もしやと思いやってみると何の問題もなく音がでた。
ロジックICも、無駄な基板配線も不要となり、非常にスッキリとした音になった。おおお良い音!
なぜもっと早く気がつかなかったんだろう。
PCMでデュアルモノをやる場合は、OM1とOM0の値を設定しなければならない。マイコン等でシリアル通信で設定する必要があるので、ハードルは高い。
一方、DSDはデュアルモノでも、OM1とOM0は初期値のままで使えるので、設定は不要だ。差動1がデータシートに書いてある方法だが、差動2だと、信号の反転も不要だ。
しかし、今日、データシートを眺めている時、もしやと思いやってみると何の問題もなく音がでた。
ロジックICも、無駄な基板配線も不要となり、非常にスッキリとした音になった。おおお良い音!
なぜもっと早く気がつかなかったんだろう。
一方、DSDはデュアルモノでも、OM1とOM0は初期値のままで使えるので、設定は不要だ。差動1がデータシートに書いてある方法だが、差動2だと、信号の反転も不要だ。
2013年11月26日火曜日
停滞
最近は、ブログの更新をほとんどしていない。忙しいのもある。あれこれ手を出して収拾がつかないのもある。FN1242Aをシリアルで設定をしたいのにどうしていいかわからないのもある。
だが、最大の理由は、今の音が余りに良すぎて、ついつい音楽を聴いてしまうことにある。
ついつい聴きほれてしまう。
一体どんな装置でそんなことを言っているのかと思われると困るので(思われないか)、現在のオーディオの構成を書いておこうと思う。
音楽再生 MPD(CUBOX)
DDC UDA2基板(エレアト)
PCM-DSD変換 P2D基板(エレアト)
ジッタークリーナー Si5317(DSD_SCLK)
DAC FN1242A・DSDデュアル・モノ(iino基板)
ライントランス ファインメット・トランス(0615,1595)
アッチネーター ファインメット・オートトランス(27接点ラグ出し)
チャンデバ CX3400 Super-X Pro(BEHRINGER)
パワーアンプ 高域用 LM3886 4パラ自作
フルレンジ用 LM3886 4パラ自作
低域用 LM3886 4パラ自作
スピーカー 高域 フリップス リボンツイーター
フルレンジ スキャンスピーク片側4発・後面解放スピーカー
低域 ライポール・ウーハー(パイオニア30cm)
デジタル部電源 ファインメット・特注トランス(コンデンサインプット)
+チョークコイル+切株コン
その他 ファインメット・ビーズ
これまでの最高の音!ちょっと次元が違うかも!
当面、聴き惚れているのでブログの更新はカメになるかも!
ただし課題は山積
当面の課題 電源のチョークインプット化
クロック分配器によるI2S分配
FN1242Aのシリアルコントロールのやり方
パワーアンプのコンパクト化
だが、最大の理由は、今の音が余りに良すぎて、ついつい音楽を聴いてしまうことにある。
ついつい聴きほれてしまう。
一体どんな装置でそんなことを言っているのかと思われると困るので(思われないか)、現在のオーディオの構成を書いておこうと思う。
音楽再生 MPD(CUBOX)
DDC UDA2基板(エレアト)
PCM-DSD変換 P2D基板(エレアト)
DAC FN1242A・DSDデュアル・モノ(iino基板)
ライントランス ファインメット・トランス(0615,1595)
アッチネーター ファインメット・オートトランス(27接点ラグ出し)
チャンデバ CX3400 Super-X Pro(BEHRINGER)
パワーアンプ 高域用 LM3886 4パラ自作
フルレンジ用 LM3886 4パラ自作
低域用 LM3886 4パラ自作
フルレンジ スキャンスピーク片側4発・後面解放スピーカー
低域 ライポール・ウーハー(パイオニア30cm)
デジタル部電源 ファインメット・特注トランス(コンデンサインプット)
+チョークコイル+切株コン
その他 ファインメット・ビーズ
これまでの最高の音!ちょっと次元が違うかも!
当面、聴き惚れているのでブログの更新はカメになるかも!
ただし課題は山積
当面の課題 電源のチョークインプット化
クロック分配器によるI2S分配
FN1242Aのシリアルコントロールのやり方
パワーアンプのコンパクト化
2013年11月4日月曜日
FN1242A
最近思うのだが、シングルが一番良い音ではないだろうか。
デュアルやデュアル×2は迫力が増すが、2個または4個の完全な一体動作は不可能で、極々わずかな差がでてしまうようだ。シングルだと、ほんとうに素直で滲みも一切ない綺麗な音が出る。
デュアルは聴いてもほとんどわからないのだが、デュアル×2は、迫力が凄く音も太い分繊細さが失われているようだ。ちょっとやりすぎだったかも。まあ、やってみた結果なのでお許し願いたい。
シングルで、迫力が欲しい場合は、アンプやスピーカーを工夫して迫力を増せばいい。
また、ロジックICやマイコンなども使わず、シンプルにシングル1枚が最も良い音だ!
① PCM用シングル1枚、DSD用シングル1枚の計2枚で使うか、
② P2Dを使ってDSDシングル用1枚で使うか。
②の方が断然楽なのでお勧めだ!
デュアルやデュアル×2は迫力が増すが、2個または4個の完全な一体動作は不可能で、極々わずかな差がでてしまうようだ。シングルだと、ほんとうに素直で滲みも一切ない綺麗な音が出る。
デュアルは聴いてもほとんどわからないのだが、デュアル×2は、迫力が凄く音も太い分繊細さが失われているようだ。ちょっとやりすぎだったかも。まあ、やってみた結果なのでお許し願いたい。
シングルで、迫力が欲しい場合は、アンプやスピーカーを工夫して迫力を増せばいい。
また、ロジックICやマイコンなども使わず、シンプルにシングル1枚が最も良い音だ!
① PCM用シングル1枚、DSD用シングル1枚の計2枚で使うか、
② P2Dを使ってDSDシングル用1枚で使うか。
②の方が断然楽なのでお勧めだ!
2013年11月2日土曜日
スキャンスピーク4発!
24年8月STEREO付録のスキャンスピーク・ペア(10cm)を4ペア使ってラバーウッドに取り付けたトール型後面解放スピーカーだ。発売からもう1年以上経っているので集めるのに苦労した。
ポンせんべいは、艶のある素晴らしい音だったのだが、やや解像度が甘いところがあった。それが、このスキャンスピークは、解像度が高く音がシャープで美しい。
音の余韻が凄く良く感じられる。楽器の音がより本物に近い。クラシックギターの弦の音がまさにナイロン弦の響きだし、ピアノが本物のようにピーンと張り詰めている。低域がよく出るので、中域も非常に気持ちいい。もちろんぽんせんべい同様、音が後方の上下左右の空間に伸びやかに広がっている。
10cmのフルレンジスピーカーは、たいていはブックシェルフ型の箱に入れるが、これがポンせんべいと同じ後面解放でこれほど凄い音を出すとは思いもよらなかった。これを聴くとスピーカーを箱に入れる必要がないことがはっきりわかる。そして、一度、この箱から解放された自由で伸びやかな音を聴くと元に戻れなくなる。
ポンせんべい同様、これもS氏の発案。相変わらず凄い人だ。板を内側にコの字型にするのがポイントだそうだ。
HAP-Z1ESはDACチップも搭載しているらしい!
今ソニーで見たいもの。聴きたいもの。
HAP-Z1ES
さすがソニー。2Lのハイレゾ音源がDSD5.6MHzに変換されて、とても素晴らしい音で鳴っていた。先日までは、大きな部屋で鳴らしていたそうだが、今日は、こんな感じでひっそり。
お嬢さんに「12月にDSDのマスタリングエンジンのON、OFF機能がアップデータで対応すると書いていあるが、OFFにしてもPCMが再生されるなら、別にDACチップが搭載されているのか?」と。お嬢さん、しばらく奥に引っ込んで本部かどこかに問い合わせをしてくれて、「はい。別に搭載しているとのことです。」と。「どこのチップ?」。「それは秘密です。」と。
誰か買った人、中開けて教えてくれないかな!
2013年10月27日日曜日
ファインメットチョークと切り株フィルムコンの3点セット
FN1242A用の電源は、ファインメット・トランス電源から引いているが、その間に、写真のようにファインメット・チョークと切り株フィルムコンを入れてある。
これが、不思議に効果がある。これを入ると、引き締まった音になって非常に気持ちがいい。外してみると、やや広がり感のある高域が少しノイジーな音だということがわかる。焦点の甘くなった音を引き締め高域のノイズを取り、素晴らしく安定感のある音になっているのだ。
ううう!この3点セット外せない!
これが、不思議に効果がある。これを入ると、引き締まった音になって非常に気持ちがいい。外してみると、やや広がり感のある高域が少しノイジーな音だということがわかる。焦点の甘くなった音を引き締め高域のノイズを取り、素晴らしく安定感のある音になっているのだ。
ううう!この3点セット外せない!
UDA2基板, DSDのASIO2.2転送化対応!
エレアトさんのUDA2の最新リリース版(UDA2 DSD for ASIO対応版)が、DSDのASIO2.2転送化に対応した。昨日、対応の「UDA_class2_driver_v2.15.0」が送られてきた。
DoPは、PCMの中にDSDを入れ込んで偽装的にDSDを転送する方式だが、今回の方式は、DSDをそのままASIOで転送できるようにしたもので、まさにネイティブ再生だ。
音は、UDA+Dopと比べて、断然よくなった感じがする。非常に気持ちよく聴いている。
DoPは、PCMの中にDSDを入れ込んで偽装的にDSDを転送する方式だが、今回の方式は、DSDをそのままASIOで転送できるようにしたもので、まさにネイティブ再生だ。
音は、UDA+Dopと比べて、断然よくなった感じがする。非常に気持ちよく聴いている。
Foobar2000の設定
JRMCの設定
2013年10月26日土曜日
TIMEDOMAIN mini
FN12342A → ファインメットトランス0695 → TIMEDOMAIN mini TypeE
とつないでみた。音がきれいでよく広がる。小さいにも関わらず低音がしっかりと出ている。普通これだけの低音は出ない。ロックがちゃんと聴ける。これはなかなかやるぞ!
ただし音量を上げ過ぎると音が破たんする。12時以上は無理か。音量を絞ると音楽に元気がなくなる。そこで、トランスを0695から1595(FM-19)に換えてみる。FM-19は力強い元気のいい音なので、ちょうどいい感じだ。
広い部屋だと音量不足になりそうだが、6畳ぐらいならなんとかなりそうだ。大音量にしない限り、十分な音だ。
しばらく聴いてみよう。
2013年10月20日日曜日
太陽電池パネル電源+SDTrans
的場さんが作成された太陽電池パネル電源とSDTrans。
実に解像度が高く骨太の素晴らしい音だった。
やや乾いた感じだが9018と太陽電池パネルの音らしい。
10枚の太陽電池パネルが2枚づつ向かい合って並び、2枚のパネルの間に4個の電球が光って いる。その光から電池を作っている。手前が、SDTransとIV基板とファインメットトランス(どちらかを繋ぎ換えて使用)。CDは光の反射板だ。
2013年10月13日日曜日
S氏のオーディオルーム 2013 10
久しぶりに金沢のS氏のオーディオルームにお邪魔した。
持参したのはファインメット・ライン・トランス3兄弟、「FM-19」、「1010」、「0695」で、S氏のオーディオルームで聴き比べようという魂胆だ。
以前にも紹介したが、S氏のオーディオルームは、14畳くらいの防音を施した部屋で、天井も高く、部屋の真ん中あたりの左右に後面解放のヤマハポンせんべいが配置されている。そしてその音が、スピーカーからではなく、奥に広がる空間いっぱいに広がって極上の音を聴かせてくれるのだ。
そして、この部屋で機器を視聴すると、その良さや悪さが瞬時に分かる、そんな恐ろしい部屋でもあって、これまでに高級といわれる機器が何台討ち死にしたことか!
さて、こうした中で、FN1242Aデュアル+ルンダールに変えて、「FM-19」「0695」「1010」を試聴した。
結論から言うとこの部屋では「FM-19」がベストマッチだった。「FM-19」のハッとするようなメリハリと明るさ、引き締まり感と静けさ、低音もしっかりとライポールウーハーを鳴らしている。
もちろん「0695」も「1010」も素晴らしいのだが、これほど音が広がる部屋だと、少しメリハリの効いた「FM-19」の方がいいようだ。トランスもそれぞれ特徴があって、それぞれの環境に応じてベストマッチがあるのだなあと実感した。
持参したのはファインメット・ライン・トランス3兄弟、「FM-19」、「1010」、「0695」で、S氏のオーディオルームで聴き比べようという魂胆だ。
以前にも紹介したが、S氏のオーディオルームは、14畳くらいの防音を施した部屋で、天井も高く、部屋の真ん中あたりの左右に後面解放のヤマハポンせんべいが配置されている。そしてその音が、スピーカーからではなく、奥に広がる空間いっぱいに広がって極上の音を聴かせてくれるのだ。
そして、この部屋で機器を視聴すると、その良さや悪さが瞬時に分かる、そんな恐ろしい部屋でもあって、これまでに高級といわれる機器が何台討ち死にしたことか!
さて、こうした中で、FN1242Aデュアル+ルンダールに変えて、「FM-19」「0695」「1010」を試聴した。
結論から言うとこの部屋では「FM-19」がベストマッチだった。「FM-19」のハッとするようなメリハリと明るさ、引き締まり感と静けさ、低音もしっかりとライポールウーハーを鳴らしている。
もちろん「0695」も「1010」も素晴らしいのだが、これほど音が広がる部屋だと、少しメリハリの効いた「FM-19」の方がいいようだ。トランスもそれぞれ特徴があって、それぞれの環境に応じてベストマッチがあるのだなあと実感した。
2013年10月8日火曜日
黒い集団が襲来!
電源(ファインメット・電源トランス) → ファインメット・チョーク → 切り株フィルムコン → TPS7A4700 → UDA+P2D、FN1242A
FN1242A → ファインメット・ライントランス(TLT-0615SC、600Ω:15kΩ) → ファインメット・ライントランス(TLT-1595CC、15k:95k) → ファインメット・ボリュームトランス → パワーアンプ
TLT-0615SCは、隔絶した音を出してくれるのであるが、TLT-1595CCを95kΩ→15kΩでつなぐと、中域がなんとも言えないほど素晴らしく、そして低音がジャズ喫茶並に押し出してくる。低音はジャズ好きロック好きにはたまらないだろう。もちろんクラシックもバイオリンやビアのが恐ろしく艶っぽい。そしてなんといってもボーカルだ。これで聴く越路吹雪、淡谷のり子、青江美奈はちょっと異次元だ。
またも聴きモードに入ってしまって試し聴きにならない(苦笑)。
まったくの別世界に誘ってくれるファインメット。
今、これで青江美奈の伊勢佐木町ブルースを聴いている。
あまりの生々しさににんまり!
http://tackbon.ldblog.jp/archives/52305141.html
2013年10月6日日曜日
2013年9月29日日曜日
ファインメットで幸せ!
ファインメットはずいぶん前から話題にはなっていた。ただし、あまり製品が出回らず、価格もそれなりで、すっかり忘れていた。
しかし! たくぼんさんが友人の製作するファインメットを積極的に紹介し始めて、ついに私も禁断の道に足を踏み入れてしまった。
ファインメットは、そこらの高級オーディオ-アクセサリーとは全く異なる。
ほんとうに凄い音がでる。元の音を完璧に近く再現してくれる。
まずは、ファインメットビースを試してみることから始めるのがいいだろう。
電源の出力あたりに付けるだけで音が変わる。色がつくのではなく、素材の音がしっかりと出てくるのだ。
アンプやスピーカーに高額なお金を投資するなら、そのお金でファインメット・ライントランスを使ってみることをお勧めする。
これまでのオーディオの常識が吹っ飛ぶ。
これだけで、システム全体が一気に高級オーディオに早変わりする。
音楽を聴き始めらたほんとうに止められなくなる。いつまでも聴いていたくなる。
酷い録音の音源も、驚くほど気持ちよく聴かせてくれる。
そう考えれば決して高くはない。
量産できないので、価格はやや高めだが、ビーズとライントランスが、価格を遙かに上回る幸せを運んでくれる。ビーズは1個ラーメン一杯くらい。
新大陸への誘い
http://tackbon.ldblog.jp/
ファインメットとは (日立金属HPより)
http://www.hitachi-metals.co.jp/product/finemet/index.htm
■概要
1988年に日立金属(株)が世界に先駆けて開発した新軟磁性材料で、超微細な結晶粒組織と高飽和磁束密度と優れた軟磁気特性を有する合金です。
一般にはナノ結晶軟磁性材料と呼ばれており、このファインメットがナノ結晶軟磁性材料の先駆けとなりました。アモルファス合金を結晶化させることにより製造され、アモルファス合金を結晶化すると軟磁気特性が劣下するというこれまでの常識を覆した点、結晶粒径が小さくなると軟磁気特性が劣下すると考えられていたのを覆した点でも革新的な軟磁性材料です。その優れた磁気特性から、ノイズ関連、電源関連、通信関連等の用途に適する高性能磁性部品用軟磁性材料として今後の発展が期待されています。
ファインメットは、Fe(-Si)-Bを基本成分としこれに微量のCuとNb,Ta,Mo,Zr等の元素を添加した合金溶湯を単ロール法等の超急冷法により一旦厚さ約20μmのアモルファス金属薄帯とし、これを磁心形状に成形加工後結晶化温度以上で熱処理し結晶化させることにより製造します。これにより、結晶粒径が約10nmというナノ結晶組織と従来実現できなかった高飽和磁束密度と高透磁率・低磁心損失特性を実現しています。
* 薄くて脆いらしい。20μmという極薄の帯状のものを、おばちゃんが手作業で巻いて成形した後、熱処理で固めるようで、量産はできないらしい。
特長
高飽和磁束密度
高透磁率
低磁心損失
低磁歪(磁歪零も可能)
温度特性良
経時変化小
高周波特性良(薄帯、薄膜、高抵抗)B-H曲線の形状制御可(幅広い応用に適用可)
応用
しかし! たくぼんさんが友人の製作するファインメットを積極的に紹介し始めて、ついに私も禁断の道に足を踏み入れてしまった。
ファインメットは、そこらの高級オーディオ-アクセサリーとは全く異なる。
ほんとうに凄い音がでる。元の音を完璧に近く再現してくれる。
まずは、ファインメットビースを試してみることから始めるのがいいだろう。
電源の出力あたりに付けるだけで音が変わる。色がつくのではなく、素材の音がしっかりと出てくるのだ。
アンプやスピーカーに高額なお金を投資するなら、そのお金でファインメット・ライントランスを使ってみることをお勧めする。
これまでのオーディオの常識が吹っ飛ぶ。
これだけで、システム全体が一気に高級オーディオに早変わりする。
音楽を聴き始めらたほんとうに止められなくなる。いつまでも聴いていたくなる。
酷い録音の音源も、驚くほど気持ちよく聴かせてくれる。
そう考えれば決して高くはない。
量産できないので、価格はやや高めだが、ビーズとライントランスが、価格を遙かに上回る幸せを運んでくれる。ビーズは1個ラーメン一杯くらい。
新大陸への誘い
http://tackbon.ldblog.jp/
ファインメットとは (日立金属HPより)
http://www.hitachi-metals.co.jp/product/finemet/index.htm
■概要
1988年に日立金属(株)が世界に先駆けて開発した新軟磁性材料で、超微細な結晶粒組織と高飽和磁束密度と優れた軟磁気特性を有する合金です。
一般にはナノ結晶軟磁性材料と呼ばれており、このファインメットがナノ結晶軟磁性材料の先駆けとなりました。アモルファス合金を結晶化させることにより製造され、アモルファス合金を結晶化すると軟磁気特性が劣下するというこれまでの常識を覆した点、結晶粒径が小さくなると軟磁気特性が劣下すると考えられていたのを覆した点でも革新的な軟磁性材料です。その優れた磁気特性から、ノイズ関連、電源関連、通信関連等の用途に適する高性能磁性部品用軟磁性材料として今後の発展が期待されています。
ファインメットは、Fe(-Si)-Bを基本成分としこれに微量のCuとNb,Ta,Mo,Zr等の元素を添加した合金溶湯を単ロール法等の超急冷法により一旦厚さ約20μmのアモルファス金属薄帯とし、これを磁心形状に成形加工後結晶化温度以上で熱処理し結晶化させることにより製造します。これにより、結晶粒径が約10nmというナノ結晶組織と従来実現できなかった高飽和磁束密度と高透磁率・低磁心損失特性を実現しています。
* 薄くて脆いらしい。20μmという極薄の帯状のものを、おばちゃんが手作業で巻いて成形した後、熱処理で固めるようで、量産はできないらしい。
特長
高飽和磁束密度
高透磁率
低磁心損失
低磁歪(磁歪零も可能)
温度特性良
経時変化小
高周波特性良(薄帯、薄膜、高抵抗)B-H曲線の形状制御可(幅広い応用に適用可)
応用