現時点で、私の環境でのDSDの再生状況を比較してみた。
YUKI-SAN (http://members3.jcom.home.ne.jp/yuki_san/ )から、DSD-WAVパック用のソフト(http://firestorage.jp/download/b5faabcfe4b74eff78e407bb50c91c3d743340d6)を作ったとの連絡をいただいたので早速使ってみた。
GUIで使えるので、XMOSのDSDtoPCM encapsulate Toolより断然使い勝手がいい。しかも、ヘッダーを、0x05/0xFA 0xAA の両方付けられるので、再生の可否を検証するには非常に便利だ。
結果
XMOSv1.0 DIFFは無音で×。DSD-WAVパックは、0x05/0xFA 0x AA どちらもOK。VoyageMPDはすべてOK。
XMOSv1.1 DIFFはDSDネイティブ再生(だと思う)。DSD-WAVパックは、0x05/0xFA のみOK。VoyageMPDも、0x05/0xFA のみOK。
*DSDIFFとあるのは、再生ソフトがリアルタイムでDSD-WAVパックする方式で、DSD-WAVパックとあるのは、事前にパックしたものを再生する方式。
もしかするとDSD-DACが無くても
返信削除HDMI端子があるSACD対応AVアンプであればDSD-WAVパックを簡単にDSDデコードできたりしますか?
ASUSのサウンドカードのXONARシリーズなどHDMI端子があり、なおかつASIOに対応している物があります。
グラフィックボードの音声出力でもwasapi等でDSD-WAVパックを出力し、データ改変がなければいけるかもしれません。
匿名さん
返信削除>もしかするとDSD-DACが無くてもHDMI端子があるSACD対応AVアンプであればDSD-WAVパックを簡単にDSDデコードできたりしますか?
AVアンプにDDCの役割もやらせるなら、当然にAVアンプのDSDデコーダーが、DSD-WAVパックのデコードに対応する必要があります。また、PCからHDMI出力用のドライバーがビットパー副とである必要もあります。
まあ、メーカーが対応してくれるかどうかです。何年か後の新製品でようやく対応ということになる気がします。
まだまだ、製品が出てきていないので、わかりませんが、DSD-WAVパック対応のDDC(HDMI出力あり)なんてもでてくるのではないでしょうか。
うーん、試してみたのですが、いまだにうまくいきません。
返信削除XMOS v1.0+foobar2000(ASIO Support1.2.7)ではDSDIFF(foo_dsd_asio 0.53)/DSD-WAVEパック(05fa/aa)(CEntrance UD ASIO)、3つともDAC側がDSDとしてロックされ音が出ます(音はノイズまみれですが)。
しかしXMOS v1.1にすると、foo_dsd_asioを05faに設定しても、DSD-WAVEパック2種もなぜかI2Sでロックしてノイズまみれで非常に小さい音が聞こえます。ちなみにDSD-WAVEパックはfoobarだけでなくauidiogateやJRMCでも同様な結果となります。
ちなみにDAC側がDSDでロックしているかどうかは、どのように確認されていますか?
takoyakiさん
返信削除ASIOドライバーは、CEntranceを止めて、ThesyconのUSBClass2.0の「TUSBAudio Drivr」を使っています。
それと、DAC側にどのフォーマットが流れているのか確認するすべはありません。
ですから、XMOSv1.1の Foobar2000 と AudioGate の DIFF再生○は、もしかしたらソフト側での単なるDSD-PCM変換かもしれません。
Thesyconのドライバーですか。先ほどrequestを出したのですが不在で来週以降になるようですorz。
返信削除DACのモードですが、ES9018であればhifiduinoあたりが表示されるのでわかりやすいです。
あと、foo_dsd_asioの作者の方はMytekでテストをされているそうです。Mytekの最新ファームウェアでは、0xAAだけでなく0x050/x0faも稼動確認済みとのこと。どうやらASIO Nativeもいけちゃうようで・・・Mytekがネイティブ再生の先頭を突っ走っているようですね。
asoyajiさん
返信削除Thesyconの評価版ドライバで試すとノイズの無い音が・・・。CEntranceのドライバが悪さをしてました。
そこでで、asoyajiさんの追試を行いました(Voyage MPDはDSD用環境が無いのでそれ以外)。結果を比較すると一部異なりました。
・XMOS v1.0 foobar+DSDIFF・・・foo_dsd_asioは0xAAおよび0x05/0xFA共に○でした。
・XMOS v1.0 DSD-WAV(0xAA)・・・foobar/JRMC/AudioGate共に動作不安定。データファイルにより正常な音が出るものと、音が変になったりノイズだらけになるものがあり、実験ならともかく動作が不安定で危険です(なぜかXMOS改造ファームのページにある旧バージョン用のサンプルWAVファイルが変な音になります)。
・JRMC XMOS v1.0/1.1+DSDIFF・・・JRMCをDSDモードに設定したところ全てエラーとなります"The ASIO Device ~ does not support the sample rate of 352800Hz)"。おそらく今のところASIO 2.1方式のみ対応でdCS方式には対応していないものと。
・XMOS v.1.1 foobar+DSDIFF・・・foo_dsd_asioが0xAAだとI2Sロックでノイズ、0x05/0xFAだとDSDロックで正常に音が出ます。
私の結果では、0xAAは不安定であり何かハプニングがあると出力機器にダメージを残しかねないものと。それに比べて0x05/0xFAはかなり安定しているものと思われます(DSDの認識方法が厳密になり、不備があると即I2Sに落ちるからです)。
あと表に間違いを見つけました。
・foobar+TUSBAudioドライバ+DSDIFF、おとびAudioGate+DSDIFFは、○×よりも斜線が適切と思われます。(音がでてもI2Sなはずです)
takoyakiさん
返信削除Mytekでの比較、とても参考になりました。
I2SロックというのはPCMフォーマットを受けたとのことで、DSDロックというのはDSDフォーマットを受けたということですね。
XMOSv1.1で、Foobar2000とJRMCのDSD-WAVパックはどうでしたか?
asoyajiさん
返信削除>Mytekでの比較、とても参考になりました。
DoP DSD standard 1.0対応の最新ファームにアップデートするのに、基板のパターンカットが必要というところが気に入って、昨日ポチっとしてしまいました(笑)。
早く届くといいな。
>I2SロックというのはPCMフォーマットを受けたとのことで、DSDロックというのはDSDフォーマットを受けたということですね。
そのとおりです。正しくはその信号にDACがロックしたということです。ES9018のようにI2SとDSDを自動判別するDACの場合、hifiduinoのようなレジスタを読み取ってステータスを表示する機器があれば正しく状況を把握できます。
>XMOSv1.1で、Foobar2000とJRMCのDSD-WAVパックはどうでしたか?
asoyajiさんのテスト結果と同じです。3つのソフト(foobar/JRMC/audiogate)共に0x05/0xFAデータの場合は正常で○、0xAAデータの場合はI2Sロックしてしまい正しい音が出ませんでした。なお、今追加でVoyage MPD(DSDパッチなし)をテストしてますが、3つのソフトと同じ結果が得られております。
ついでに、WAV偽装DSDとFLAC偽装DSD(WAV偽装DSDをFLACに変換したもの)を聞き比べをVoyage MPDで行っていますが、わずかながらに違いがありますね。通常のWAV/FLAC同様にWAVの方が音がいいようです。
そのあたりもblogの記事になりそうですね。
takoyakiさん
返信削除XMOSv1.1 Foobar2000 foo_dsd_asio でのDIFF再生○は、PCM変換ではなくて、ネイティブDSD再生だと考えていいでしょうか。うちでは確かめる術がないものですから。
takoyakiさんのところでは、DSDでロックしているようですから、ネイティブDSD再生と考えて間違いないと思うのですが。
WAVとFLACだけでなく、DSDネイティブ、0x05/0xFA(wave,flac)の比較も面白そうです。まだはっききとはわかりませんが、DSDネイティブより、DSD-WAVパックの方が良い音のように感じます。
今のところ、
asoyajiさん
返信削除おーっと、私はまだMytekもってないです(笑)。
検証したのはWinXP+XMOS+BuffaloII+Hifiduino環境です。
>XMOSv1.1 Foobar2000 foo_dsd_asio でのDIFF再生○は、PCM変換ではなくて、ネイティブDSD再生だと考えていいでしょうか。うちでは確かめる術がないものですから。
はい。少なくともBuffaloIIはDSDモードで稼動し、音が出ていましたので。
今までUSB DUAL AUDIO基板やexaU2I基板で同じ確認してますので、多分大丈夫かと。
>WAVとFLACだけでなく、DSDネイティブ、0x05/0xFA(wave,flac)の比較も面白そうです。まだはっききとはわかりませんが、DSDネイティブより、DSD-WAVパックの方が良い音のように感じます。
もともとFLACよりWAV再生の方が音がいいように、dCS方式でいろいろリアルタイム加工しながらデータを流すよりは、事前にやっておいてリアルタイムの処理を減らしたほうが音がいいのかもしれませんね。となると、次に気になるのはASIOネイティブでのDSD再生方式となるわけで。こちらはDSDがそのまま流れるはずなので、dCS方式より有利なのではないかと予想しています。
takoyakiさん
返信削除すみません。勘違いでした。お許しください。ブログは訂正しておきました。
>XMOSv1.1 Foobar2000 foo_dsd_asio でのDIFF再生○は、PCM変換ではなくて、ネイティブDSD再生だと考えていいでしょうか。うちでは確かめる術がないものですから。
はい。少なくともBuffaloIIはDSDモードで稼動し、音が出ていましたので。
今までUSB DUAL AUDIO基板やexaU2I基板で同じ確認してますので、多分大丈夫かと。
それを聞いて安心しました(喜び!)。
>となると、次に気になるのはASIOネイティブでのDSD再生方式となるわけで。こちらはDSDがそのまま流れるはずなので、dCS方式より有利なのではないかと予想しています。
そうですね。うちでは、①XMOS->baffaloⅡよりも、②エレアトUDA基板(DDC)->FN1242A基板(DSD-DAC)の方が良い音がします。ただし、①は取りあえず音が出る程度に作ったもので、②はデュアル化したり電源に力を入れたりと、単純に比較できません。当然に良いDACを使えば違うと思いますが、そのうちいろんな機器がでてきて比較も十分にできるようになることでしょう。