予想通り、素晴らしい音だった!!! 格段に音が良くなっている。鮮烈で、レコードの溝の音をそのまま拾っているといった感じだ。
これまでは、何やら呆けた感じの音で、やっぱりカートリッジやアームやフォノイコを高級品に代えないとダメなんだろうなあ!やっぱりアナログはお金を掛けないとダメらしい!それならデジタルの方が断然いい!とアナログはやや敬遠してきたのだった。
恐らく高級なカートリッジ、アーム、フォノイコ等を使うとこんな音になるのかもしれないが、カートリッジ直だしするだけで、そんな音が手に入る(と勝手に思っている)。
お勧めはしないが、むふふふふふ である。
電源基板とフォノイコを分離、それぞれケースに入れる
ケーブルはオーグライン0.3mm
シェルチップはオヤイデ金メッキ
ケーブルの完成
直だし!
フォノイコと電源を隣に置く
端子台はとりあえずこんなもので
オーグラインは単線だが適度な弾力があって
アームの動きの支障にはならない
単純に、カートリッジのRホット、Rグランド、Lホット、Lグランドに4線を繋ぎ、端子台を経てそのままフォノイコに接続した。フォノイコまでの接点は1か所。
音は申し分ないのだが、背景のノイズが酷いので、既存ケーブルのグランドをフォノイコの電源Gに接続するとピタリと止まった。ただし、オルトフォンのシェルはそれでもややノイジー。パナソニックの方は全くノイズなし。ただし音はオルトフォン・シェル+M15E Sの方が綺麗で上品な音がする。パナソニックは元気のいい音だ。
ということで、アームはそのまま使うことにし、今後は、カートジッリ、シェル、フォノイコ基板をいろいろ変えてみようかと思う。MCカートリッジにも挑戦してみたい。
レコードって、アームがいつの間にか内側の溝に入って無音になるまで、知らぬ間に全曲を聴いてしまう。そして知らぬ間にB面にひっくり返している。デジタルだとあの曲、この曲と飛ばし飛ばし聴くことが多いが、アナログってレコードを1枚丸ごと自然な感じで楽しむことができるのが不思議だ。昔のレコードって昔のCDに比べると格段に安いから、これからはレコードも聴いてみようかな。